今回はMUPカレッジで学んだキャッシュフロー計算書(CF)についてアウトプット致します。
では早速始めていきます😁
【キャッシュフロー計算書(CF)とは?】
結論=実際のお金の動きのことです。
→CFを見ることで、その会社が本気でどの分野に力をいれているか分かります。
→CFを見ることで、会社が安定しているか、そうでは無いのか分かります。
※キャッシュフロー計算書は大きく分けて3つあります!
【営業活動CF】
結論=本業の営業活動で現金がどの程度増減したか!
▪営業活動によって流入、流出した現金の動き
- 商品を販売して手にれた現金
- 材料を仕入れるために支払った現金
- 広告宣伝費など販管費支払いに流出した現金
- 税金支払、保険金受取など
▪営業活動によるキャッシュフロー
プラス⬆
・投資の財源
・利益還元の財源
マイナス⬇
・投資、財務を他の活動で補う
・事業基盤の改善
※本業で儲からないとなにも始まらない!
【投資活動CF】
結論=投資によってどの程度現金が増減したか!
▪企業の投資活動によって、会社に流入・流出した現金の動き
▪投資活動によるキャッシュフロー
プラス⬆
・設備を売却
・工場を売却
・株を売却
マイナス⬇
・設備に投資
・工場新設に投資
・株に投資
※マイナスだからダメ✖と言うことでなく、むしろマイナスになっている方が投資をして事業を拡大しているため理想的○!
※プラスの場合は、工場の売却や子会社の売却等で事業が縮小していると言う見方もできる。
▪お金の使い方でその企業の考え方が分かる。
Haumuch規模 成長市場or成熟市場 | ||
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【財務活動CF】
結論=資金調達と返済でどの程度現金が増減したか!
▪資金調達と返済による現金の動きを表している
▪財務活動によるキャッシュフロー
プラス⬆
・資金を調達
マイナス⬇
・借入等の返済
※調達したらプラス、返済したらマイナス。
※企業が上場し資金調達をした場合、この区分が大きくプラスになる場合が多い。
プラス | マイナス | |
①営業活動 | 本業で資金を獲得⬆ | 本業で資金が流出⬇ |
②投資活動 | 設備や株を売却⬆ | 設備や株へ投資⬇ |
③財務活動 | 資金を調達⬆ | 返済⬇ |
【CFの型】
結論=活動の動きで企業がどのフェーズにいるか推測が出来る!
▪型の例(一部のみ)
1、健康経営
- 『営業CF+、投資CF-、財務CF-』
- 本業で儲かって、その資金を投資や借入の返済
2、攻め型
- 『営業CF+、投資CF-、財務CF+』
- 本業で儲かって、資金を投資して足りない分を借入している
3、治療型
- 『営業CF+、投資CF+、財務CF-』
- 本業や設備売却で資金を得て返済にあててる
4、衰退型
- 『営業CF-、投資CF+、財務CF-』
- 本業で資金がマイナス、設備を売却して返済にあてている
5、勝負中
- 『営業CF-、投資CF-、財務CF+』
- 資金繰りが難しく流出しているが、借入によって投資をしている
※代表例を上げましたが全部で8パターンあります。このパターンを覚えることによって企業の状態が見えてきます。
【最後に】
以上でキャッシュフロー計算書編は終わりとなります。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました😁
キャッシュフロー計算書が読めることによりその企業の経営状態、考え方が見えてきますね!
また、以前学んだ損益計算書、貸借対照表とキャッシュフロー計算書を連動して見ることによって、より正確な経営分析も出来ると思いました。
これからもどんどんアウトプットしていきます。
引き続き宜しくお願い致します☺
でわまた次回~♪
現タケレベル12
コメント
[…] その判断をするためにも財務諸表、CFの見方は理解しておくことをおすすめします。 […]
[…] 別の記事でCF(キャッシュフロー)のことを解説していますので […]